「錠前」(ロック)の歴史

「錠前」(ロック)の歴史
財産を守ることは昔から世界中の人々の関心事で、
物を隠したり常に監視したりする以上に最もよくなされた対策は、
道具を使ってそれらを守ることでした。

例えば、紐で縛る場合、泥棒結びのように解いて結び直したことを検知したり、
ゴルディアスの結び目のように解くのが難しい結び方をしました。

最初の錠前がどこで発明されたかは諸説ありますが、
エジプト、ギリシア、ローマなどでそれぞれ独自に発達したと見られています。

木製の錠前と鍵は4000年前のアッシリアで使われていました。

1900年代、エジプトで紀元前250年ごろに使われていたものと見られる
木製のピン錠と木製の鍵が発見さました。


ピン錠への初期の改良はピンの数を増やすことで、
さらにピンの方向を変えることで、ロープを使わなくとも
鍵だけで開錠する力をかけられるようにしました。

これにより現代の「ピンタンブラー錠」の原理が確立されました。


日本では江戸時代に仕事が激減した刀鍛冶によって
錠前の高付加価値化が行われ、「和錠」と呼ばれる豪華な装飾と
(当時の日本では)高機能な防犯性を備えた独特な錠前が作り出されました。


開錠の仕組みその物は当時の一般的な板バネ式でしたが、
複数の鍵を使って初めて開くもの(1つの、もしくは複数ある鍵穴に
形状の違う複数の鍵を手順通りに差し込む)や、鍵穴を複雑なからくりで
隠した物、そのからくりを解くと音が出る仕掛けになっている物など、
趣向を凝らした作りになっていました。

その後、鍵のデザインが現代の鍵の元になっている
「松竹錠」(ウォード錠)が開発されました。


高いセキュリティが要求される場合は、錠前がある場所を隠したり、
偽の錠前を設置して盗賊に時間を浪費させるなどの対策を施しました。


▼ますます高セキュリティが求められる現在は、
 様々な用途、機能に応じた鍵・錠前が揃っています。
https://mail.omc9.com/l/02jkA6/SwxSiZeL/
(↓アクセスできない場合は、以下をご参照ください。)
https://bit.ly/2PRvTIU


参考文献;
ALSOK(綜合警備保障株式会社)
https://www.alsok.co.jp/
鍵ものがたり
https://bit.ly/34KlA2r

Wikipedia;

https://bit.ly/2tw44ks
錠前
https://bit.ly/2VtPtQq
ゴルディアスの結び目
https://bit.ly/2VcWKoV
アッシリア(Assyria)
https://bit.ly/3cz3hAf
綜合警備保障
https://bit.ly/2XDsdSM


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