ロートアイアンの用途

ロートアイアンの用途
ロートアイアン家具(Wrought iron furniture)は、
ヨーロッパの文化として発展してきた錬鉄(れんてつ)を使った家具です。

ロートアイアン製スクリーン
▲ホテルニューオータニ(東京)に設置された
 ロートアイアン製スクリーン

アトリウムチャペル
▲ホテルニューオータニ・ガーデンコートのアトリウムチャペル

ヨーロッパなどで、装飾が施された門扉やフェンス等のエクステリア、
表札や看板やポスト等の小物、また、インテリア部材である庇(キャノピー)、
階段手摺等のインテリア、家具や雑貨のアクセントとしても利用されています。

歴史はローマ時代まで遡ることが出来ますが、王朝時代、バロック、
アールヌーボ、アールデゴなど、時代のデザインスタイルによって変化、
発展してきました。

また、地域、民族の文化によるバリエーションも見られます。

もともとは全て手作業による鍛造によって作られていましたが、
昨今では工業化が進み、イタリアやイギリスから既成の小パーツを輸入し、
それらを組み合わせ、作成することが大半です。

またそれら小パーツの生産においても大幅な機械化が進められています。

既成パーツを使用せず、すべてハンドメイドで作り上げられた製品も
ありますが、非常に高価で、デザイン面も含めて作品として工芸的に扱われます。

特に螺旋階段などにおいては、現物あわせが必要で、
場合によっては実物大の模型を作り、それにあわせて製作することもあります。

また、現代の需要としては装飾としての価値以外に、
高い防犯性を実現したロートアイアンは装飾美と機能美を兼ね備えた
セキュリティ設備としての側面も認められます。

特にロートアイアン製の面格子は侵入防止としての価値を見直されています。

製造は、棒状の鉄や鉄板を加熱し、曲げる、捻る、伸ばすなどして加工し、
必要な小パーツを作成し、その後各パーツを溶接・研磨して完成します。

そのままでは錆び易いので、亜鉛鍍金(めっき)や塗装が行われます。

基本的には鍛冶屋とほぼ同じ工程ですが、鍛冶屋が生活用品を作るのに対して、
ロートアイアンでは工芸物や建材を作る点が異なります。

1点ものが多いために、オーダーメイドが基本で、
受注に際しては綿密な打ち合わせが必要です。

ロートアイアン製のワインラック
▲ロートアイアン製のワインラック


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▼ロートアイアン使用商品一覧
https://bit.ly/3hwzOJT


参考文献;
ホテルニューオータニ(東京)
https://bit.ly/3h6GDBH

Wikipedia;
ロートアイアン(Wrought iron)
https://bit.ly/2CxEpME
錬鉄(れんてつ)
https://bit.ly/3iLJAbl
Ironwork(アイアンワーク)
https://bit.ly/2CzDStD
ホテルニューオータニ
https://bit.ly/3g4ht5t

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