南京錠(なんきんじょう)について

南京錠(なんきんじょう)について
「南京錠」(なんきんじょう)は持ち運んで、どこでも使える便利な錠前で、
資産・設備・施設を、不法侵入、持ち去り、窃盗、ヴァンダリズム、
破壊、不正使用、単なるいたずらなどから守るのに使われます。

日本における南京錠という名は、近世において、外国由来のものや、
珍しいものや小さいものが「南京」を冠して呼ばれたことに由来します。

構造は、本体、掛け金(ツル)、錠前機構で構成されており、
掛け金は一般にU字形の金属で、それを守る対象物に引っ掛けます。

開錠には鍵が必要ですが、施錠時は鍵が不要です。

現代では、主に安価で簡易な錠前として使用されています。


素材は、加工が容易な真鍮製が多いですが、強度が低いため、
掛け金(ツル)部分をステンレスにして強化したものもあります。

鋼鉄製やアルミ製のものもあります。

開錠した状態では、掛け金の一方が本体と離れて
スライドしたり回転したりします。

中には、直線的な掛け金、円形の掛け金、鎖やケーブルなどの
形が定まっていない掛け金もあります。

南京錠の錠前機構は、本体に組み込まれたものと
モジュール化されていて分離、錠前機構部分を交換可能なものがあります。

古い南京錠は、組み込み型で分解できない設計が多く
施錠時にも鍵を必要とすることが多かったようです。

現代のモジュール化された南京錠では、
掛け金の切り欠きとかみ合う機構を解放するときだけ
鍵を回す必要があるような構造になっています。

つまり、施錠の際は掛け金を本体に押込むだけで良くなります。

一般的に普及している南京錠の大半は、専門的な開錠技能の訓練を受けた者には
ピッキング、バンピング、また製造元の販売する合鍵の入手などによって
数分で開錠が可能です。

また侵入や窃盗に多く使われるハンマー、ボルトカッタ、ドリルなどの
工具を使用すれば容易に破錠でき、厳重な封印を要する場所の施錠には
向いていません。

破壊されることは最初から想定されおり、
耐性の定量的評価基準として、「破錠されるまで○○分かかる」
という試験方法があります。

「ゴールド・レート」は、イギリスの組織 Sold Secureによる最上区分で、
「工具による破壊まで5分を要する」ということを意味します。


▲ロゴ付きの南京錠


▲中世期の南京錠(カトマンズ)


▲バイキング時代の南京錠(ビルカ[スウェーデン]で出土)


▲サン・ピエトロ大聖堂の正門にある古い南京錠風の錠前


▲オスマン時代風の手作りの南京錠(トルコ)


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参考文献(wikipedia);
南京錠(なんきんじょう)
https://bit.ly/3cNSguh
錠前(ロック)
https://bit.ly/2LueKo1
ピッキング(picking)
https://bit.ly/2Atx4fY
バンピング(バンプキー[bump key])
https://bit.ly/2MQPN7P
Sold Secure
https://bit.ly/2XS6XbC
サン・ピエトロ大聖堂
https://bit.ly/3hjVn0I
ビルカ(Birka)
https://bit.ly/2zo0ufb

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